MAINTENANCEお手入れについて

 

自分でできる住まいのお手入れ

日頃のお手入れが愛着を深める

日常のメンテナンスを心がけておくと、多くのメリットがあります。手入れを怠らないことで、長く住まいを美しく保つことができます。早めに手を入れることで、耐久性を維持することにつながります。不具合が見つかっても、早めに発見することで、補修も小さな範囲ですませることができるでしょう。さらに、日常のメンテナンスも状態を正確に把握でき、計画的に行えるので、効率よく補修を行えます。 ご自分で手を入れながら住まいを大切にすることで、住まいへの愛着が深まり、年数を経ることによって、たくさんの思い出が生まれます。 私たちはそんな愛着たっぷりの住まいで、いつまでも快適に暮らして頂くお手伝いを致します。

シンクのお手入れ

ステンレスも、手入れをしないと次第に輝きが失せていきます。 水滴をそのままにしておくと、水分が蒸発し残った塩素(水道水に含まれる)が付着し、ステンレスのくもりとなります。使用後はできるだけ水滴をふき取りましょう。
こびりついた汚れやサビは粒子の細かいクリームクレンザーで落とします。スポンジにクリームクレンザーをつけてステンレスの筋目に沿って横方向にこするときれいに仕上がります。

 

換気扇やレンジフードファン

換気扇についた油汚れは1ヵ月ぐらいの汚れですと、洗剤でサッとふくだけで落とすことができますので月に1度は洗剤でふいておきましょう。
油汚れがこびりついてしまったら、まず部品をはずして洗剤を湿布してしばらく置き、汚れがゆるんでからこすり落とします。

室内ドアのお手入れ

室内ドアは、からぶきで拭きます。週に1度はからぶきで拭くことをお勧めします。 同時にドアガラスや取っ手部分もふいておくといいでしょう。

レバーハンドルのぐらつきは、ハンドル根元のネジが緩んでいませんか?下か横の根元にネジが見えますから、これをドライバーで締めなおしてください。また台座がぐらついている場合は室内側の台座のカバーを外し、中にあるネジを締めて直します。まずマイナスドライバーをカバー下部の切り欠きにあてがいカバーを浮かせ、カバーが邪魔にならないよう横にした状態で、2箇所のネジを平均的に締めます。

 

建具の調整

建具の閉まりが固い、緩い、がたつく等の対処法は、ラッチのかかりの良い場所に調整用ネジをドライバーにて調整して下さい。

照明スイッチのお手入れ

スイッチにも種類があります。
蛍スイッチは「OFF」の時にランプ(写真緑)が光り、「ON」の時ランプは消えます。
パイロットスイッチは「ON」の時ランプ(写真赤)が光り、「OFF」の時はランプ(写真緑)が光ります。
電球が切れるとスイッチは光らなくなります。 逆に云うと、電球が切れると同時にスイッチが消えて終ります。 即ち、電球が切れたことを知らせる役目も果たします。 スイッチが故障することは滅多にありませんから、 点かなくなったら、先ず電球が切れたと思いましょう。

金属部分のお手入れ

メッキはこまめに拭くようにしましょう。水まわりのクロームメッキで仕上げてる器具も放っておくと錆びてきます。メッキ部分の小さな穴から入った水分で中の金属が錆びます。またカルキが固まって、白い汚れがこびりつくこともあります。美しく保つにはお手入れが必要です。ついた水滴をこまめにふき取りましょう。

サビやカルキの汚れは、練り歯磨き粉か金属磨きで落とせます。やわらかい布か歯ブラシにつけてこすります。 サビが取れたら、乾いたきれいな布でふき取りましょう。

 

トイレのお手入れ

トイレの汚れは時間が経つと、落ちにくくなります。汚れに気が付いたらなるべく早く掃除をしてください。便器の内側は毎日、棒たわしでこすり、週に一度はトイレ用洗剤を付けてこするのが理想です。
また、現在主流となっているトイレは節水型が多く水圧が少ない物がほとんどです。 大量のトイレットペーパーを流すと詰まりの原因となります。 必要最低限の量を使うことを心がけましょう。

24時間換気システムのフィルター交換

24時間換気システムのフィルターは小まめにお掃除するか、交換をしないと、ホコリが詰まって真っ黒になってしまいます。 また換気扇が汚れていると、換気が上手くいかず空気の流れが悪くなり気流が変わって計画通りの換気をしなくなっていきフィルターに結露することもあり、ほぼ換気しなくなります。同時に暖房も余計な光熱費などがかかります。 換気口のフィルターは2~3か月に1度点検して、1年に1回交換することをおすすめします。

外壁のお手入れ

外壁は季節ごとにホースで水を掛け、目だった汚れやゴミをある程度落とします。 次に中性洗剤を薄めて柔らかいブラシでこする。後はホースで洗剤を洗い流します。

日当たりの悪い壁は、カビやコケが生えやすいところです。外壁の近くの植え込みをこまめに刈り込んだり、物を置かないようにして、いつも風通しをよくしておくことです。 少しでもカビ・コケを見つけたらすぐに落としておきましょう。

 

住まいのお手入れ 気をつけること

快適な暮らしとキレイな住まいを保つために欠かせないご自分でのメンテナンス。 ここでは住まいのお手入れの中で、特に気をつける事をご紹介いたします。ぜひ、お役立てください。

絵の具を流さない

洗面所にお子様の使った絵の具をそのまま流すと、排水溝の詰まりの原因になります。 また水の汚染や排水パイプの保全にもつながりますから必ず一度ティッシュや新聞紙などでふき取ってから洗い流しましょう。

キッチンに油を流さない

大量に流した油が冷えると固まって排水管の内側に付着し詰まりの原因になります。 油は固まると石にように固まります。 キッチンの排水管つまりの殆どは油が固まったことによるものです。 少しの廃油でしたら古新聞紙や油吸収パットにさました油をしみこませ、生ゴミと一緒に捨てましょう。 量が多い時は油凝固剤などを利用して、生ゴミと一緒に捨てましょう。

お風呂の容器の陶器型は慎重に

お風呂で使うシャンプーやボディソープの容器をご自身で陶器型などに変える方もいると思います。豪華なイメージでお洒落ですよね。しかし、落としたりぶつけたりすると浴槽などを傷つける原因となります。使用される方はご自身で注意して扱うよう心がけましょう。 出来るだけプラスチック製の容器を使用することをおすすめします。